オープンソースで使える!おすすめのSFA・CRM
オープンソースで利用できるSFA・CRMシステムを紹介します。
FreeSFA
インターマン株式会社が提供するオープンソースのSFAシステムです。架電・訪問に特化しており、顧客とのコンタクト履歴を共有したり、タブレットを利用して外出先で訪問予定先を地図上に表示したり、顧客情報を更新したりします。顧客情報の編集・閲覧を細かく制限できます。日本製で、改変・再配布・商用利用などが無料です。
Vtiger CRM
インドのVtiger社が提供するSFA機能搭載のオープンソースCRMシステムです。購買意欲の高い見込み顧客を担当者に自動で振り分けたり、契約に関するタスクにアラームを付けたりできます。ワンクリックで会議をスケジューリングすることが可能です。担当者の営業活動を視覚化し、効率的な活動を実現します。株式会社アイプランナーが日本語版の提供と導入支援を有償で行っています。
F-RevoCRM
シンキングリード株式会社が提供するSFA機能を搭載するCRMシステムです。SFA以外に見積書や請求書を作成する販売管理、クレームなどを管理する保守サポート管理、ワークフロー機能を搭載しています。日本語に対応しており、ソフトウェアライセンスは無償ですが、導入支援やカスタマイズは提供元が有償で行っています。
SugarCRM
SugarCRM社が提供するSugar Market・Sugar Sell・Sugar Serveで構成されるCRMシステムです。Marketはマーケティング機能、Serveでは生涯顧客に育成するための機能を搭載しています。 Sellでは担当者と顧客とのコンタクト履歴を見える化が可能です。これにより情報伝達の抜け・漏れを防ぎます。
SuiteCRM
SuiteCRM社が提供するSFA機能を搭載するCRMシステムです。営業やマーケティング、サポート・分析管理、レポート・分析などの機能を持ち、日々の折衝情報、問合せ情報などを集約して組織的な営業活動を実現します。さらに、グループウェアやワークフロー、ドキュメント管理などの機能も搭載しています。データ連携やカスタマイズが行え、パソコンやモバイルデバイスからも利用可能です。
日本語化されており、有償版の他、無償版もあり株式会社ギークフィードが扱っています。
無料で使える!おすすめのSFA・CRM
引き続き、無料で使える日本語版SFA・CRMシステムを紹介します。
HubSpot CRM
HubSpot Japan株式会社が提供する無料のCRMソフトウェアを核に、有料のマーケティングやセールス、カスタマーサービスを配した総合的なソフトウェアです。
スタートアップ企業や中小企業なら、まず無料版でスタートし、企業の成長に合わせて有料版に拡張することができます。ダッシュボードにより営業チーム全体の活動状況、個々の成績を視覚化します。見込み顧客が開封したメールやWebサイトへのアクセス情報を通知で受け取れ、適切なタイミングで顧客へのアプローチが可能です。
Zoho CRM
ゾーホージャパン株式会社が提供するSFA機能を搭載するクラウド対応CRMシステムです。あらゆる外部ツールと連携でき、データは最新のセキュリティが施されたデータセンターで管理されます。人工知能によりデータ分析を行い、売上予測や改善策をグラフ化します。担当者やエリア別、役職別など、さまざまな視点で比較が可能です。3ユーザーまで利用可能な無料プランが用意されています。
オープンソースSFA・CRMの選び方は?
オープンソースのSFA・CRMの選定時はどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。選定時の2つのポイントを解説します。
コミュニティの活性度
オープンソースのSFA・CRMは開発元からのサポートがありません。独自で改修やカスタマイズを行わなければならず、それにはコミュニティからの情報取得が必要です。
コミュニティから開発情報やコードの修正、検証といった情報を得ることができれば、SFA・CRMのカスタマイズをスムーズに行えます。コミュニティの活性度に比例して、バグや脆弱性に関する情報も多くなるので、問題発生時も迅速な対処ができるでしょう。
セキュリティプログラムの更新頻度
オープンソースのSFA・CRMの場合、システムの脆弱性が発見されやすく、セキュリティリスクは高くなります。しかし、多くの開発元はバグなどのトラブルに対応してくれません。
そのため、セキュリティプログラムの更新頻度が高いものや、セキュリティパッチを定期的に公開しているシステムを選ぶことが重要です。パッチが定期的に公開されていれば独自に修正を行え、セキュリティ被害を未然に防ぐことができるでしょう。
オープンソースSFA・CRMの注意点は?
オープンソースのSFA・CRMは、ソフトウェア自体が無料で自由にカスタマイズできますが、導入する際2つの注意点があります。
1つめは運用コストの発生です。システム運用・保守に人件費といったランニングコストがかかります。導入にあたり、どの程度の費用が発生するのか綿密な運用計画を立てることをおすすめします。
そして2つめは、システムの改修や不具合の発見、修復などを独自で行うため、高い知識を持つ担当者が必要になることです。担当者のスキルがなければ問題にスムーズに対応できず、情報漏えいといった事態になりかねません。高い知識やスキルを持つ担当者の設置はオープンソースシステムを利用する上での必須条件だといえるでしょう。
なお、オープンソースの開発元は海外であることが多く、日本語対応していないケースがほとんどです。そのため、日本語化された製品の利用や導入支援を行う企業の助けを借りることをおすすめします。
オープンソース製品について理解し、最適なSFAを導入!
オープンソースのSFA・CRMを選ぶ際は、コミュニティの活性度・セキュリティプログラムの更新頻度に注目してください。なお、ソフトウェア自体は無料ですが運用コストが発生し、スキルや知識を持つ専任担当者が必要です。
自社での運用が難しい場合は、導入コストを抑えられ、専任担当者が不要である「クラウド型SFA」を利用する手もあります。必要に応じてクラウド型SFAも検討してみましょう。



