【最新版】CMSのシェア・市場規模
CMSのシェアや市場規模について説明します。
Webサイトの多くがCMSを利用
現在、世界中のWebサイトの多くがCMS(コンテンツ管理システム)を利用しています。Web技術の利用状況を継続的に調査しているW3Techs(Q-Success社)のデータによると、CMSはWebサイト構築における主要な手法となっています。
CMSの中でも特にWordPressのシェアは高く、CMS市場において最大の割合を占めています。WordPressは企業サイトやメディアサイト、ECサイトなど幅広い用途で利用されており、世界的に広く普及しています。
CMSは高い利用水準を維持
CMSの利用率は長期的に増加傾向にあり、現在も高い水準で推移しています。W3Techsの統計では、WordPressをはじめとする主要CMSが安定したシェアを維持しており、Webサイト制作における標準的な選択肢となっています。
特にWordPressは、CMSを利用するWebサイトの中で過半数を占める状況が続いています。こうした動向からも、CMSの市場規模および利用規模は今後も拡大していくと考えられます。
参考:
Historical trends in the usage of content management systems|W3Techs
参考:
Usage statistics and market share of WordPress|W3Techs
なお、WordPress以外にも多種多様な製品があり、国産CMSも比較してみると良いでしょう。以下の記事ではおすすめのCMSを紹介していますのでぜひご覧ください。
CMSの必要性
市場規模が堅調に推移しているCRMですが、まだ導入していない企業は少なくありません。ここからはCMSの必要性を、コンテンツの質や作業効率、SEOの観点から解説します。
質が高いサイトを作成するために必要
CMSは、質が高いサイトを作成するために役立つツールであり、以下のような特徴や効果があります。
- 綺麗なデザインのテンプレートが豊富
- ビジュアルの質を簡単に向上
- すべてのページのレイアウトを統一できる
- 統一感がありユーザビリティが向上
CMSを使わない場合は、外部の業者に依頼するなどしてデザインやレイアウトを整える必要があります。しかし、それでは多くの時間や費用を要するでしょう。CMSを利用すれば専門知識がない人でも、質の高いサイトを簡単に作成できるのです。
サイト更新を効率化するために必要
CMSは以下のような点でサイト更新の効率化が期待できます。
- HTML(Webサイト作成に必要な言語)を使わずテキストが書ける
- 誰でも扱えるため担当スタッフを確保しやすい
- アカウント管理が簡単
- 複数人で分担してWebサイトを運営できる
CMSにより属人化を回避できるため、サイトの更新がスムーズになります。また、複数人で編集できることから、各部署が担当のページを運営するといった分業も可能です。
SEOに対応するために必要
CMSが自動で生成するHTMLコードは無駄のない構造で、更新しやすく統一感のあるサイトを作れます。検索エンジンは新しい情報やユーザビリティの高いコンテンツを評価するという点で、それらはSEO対策につながります。
とはいえ、SEO対策において重要なのはコンテンツの質や他サイトからのリンクです。CMSによるSEO対策効果は、CMSの利便性に付随するメリットであると考えましょう。
CMSの導入ポイント
では、実際にCMSを導入する場合に気を付けるべきポイントを紹介します。
サイトの目的を明確にしておく
CMSを導入する前に、Webサイトの運営目的を明確にしておきましょう。
たとえば、企業情報を紹介するコーポレートサイトや、一度きりのキャンペーンサイトであれば、CMSを導入するメリットは少ないでしょう。更新が手軽であるというCMSのメリットを活かせないためです。しかし、オウンドメディアやニュースサイトであればこのメリットを最大限に活かせるでしょう。
また、CMSの導入目的も明確化する必要があります。たとえば、以下のような目的が考えられます。
- ■運用コストを削減したい
- ■更新頻度を上げたい
- ■SNSと連携させたい
一口にCMSといっても、製品によって機能が異なります。適切な製品を選ぶために、目的から必要な機能を洗い出しましょう。
サイトで更新する内容を明確にしておく
CMSを導入する前に、何を更新するのかを明確にしておきましょう。たとえば、以下のようなものが考えられます。
- ■ニュース記事
- ■自社の製品情報
- ■店舗の紹介
- ■Q&Aなどのサポート用コンテンツ
更新内容を洗い出し、それに適したCMSを選びましょう。
社内の運用体制を整えておく
導入したCMSをうまく活かすために、あらかじめ社内での運用体制を整えておく必要があります。たとえば、以下のようなことを考えておきましょう。
- ■運用する人や部署
- ■更新頻度
- ■コンテンツの評価方法
コンテンツの作成やアクセス解析を行う担当者や更新頻度を決めておけば、運用がスムーズです。さらに、社内での評価方法も検討しましょう。CMSには権限設定機能を備えたものもあるため、上司が確認してから公開するというワークフローを実現できます。そして、コンテンツの質を業務評価に反映するなどすれば、より良いコンテンツになるでしょう。
CMSのシェア・必要性を認識し、導入を検討しましょう
CMSはWordPressを筆頭にシェアを拡大しつつあります。長期的に市場規模が広がっており、今後もこの流れは変わらないでしょう。
CMSの利用により、コンテンツの質やWebサイト運営の効率化を図れます。自社のサイトをうまく運用できていないと感じたら、CMSの運用を検討しても良いでしょう。ただし、その際には導入目的や運用体制を明確にすることが大切です。


